チチカカ湖を目指して
無事にマチュピチュ遺跡を観光した次の日。次の目的地であるボリビアのウユニに向けて出発します。ちなみにこの日が3連休の最終日でしたが、南米でどこまでネット環境が確保できるのかがわからなかったため、会社には9日間の有給をもらい2月9日〜24日の16連休で一気にペルー、ボリビア、モロッコと駆け抜けていきます。
来る時と同じグレードの列車で7700円でしたが、今回はオリャンタイタンボ駅からクスコまでのバス付きのチケットを買いました。
行きは夜だったので真っ暗で何も見えませんでしたが、帰りは昼過ぎだったので雄大なマチュピチュ周辺の山を見ながら出発。
しばらく経ったところで、車掌さんが何か説明して回っているので話を聞いてみると、クスコでストライキが起きてバスが走ることができないのでオリャンタイタンボで2日くらい滞在するのをおすすめするとのこと。このあとの日程もがっちり組んでいてそんなことは無理なので、列車を降りて他の人がPeru Railの窓口に向かう中、「タクシー!コレクティーボ!クスコ!」と声をかけているおっさんを発見。どう見ても普通の自家用車でしたが、クスコまで30ソレスだというので乗せてもらうことにしました。
道の至るところに土が盛られていたり岩が置いてあったり丸太が置いてあったりと、確かにバスが通ることは無理な状態になっていました。また、自家用車でも通れない箇所もたくさんあり、どんどん山奥の舗装されていない道を進んで行きます。
それでも行き止まりになっている箇所が多く、行ったり来たりを繰り返すこと5時間でどうにかクスコのバスターミナルに到着。行きは2時間くらいだったので倍以上の時間がかかりました。
これからクスコからウユニまでバスで移動します。全部を足すと24時間以上になるかなり過酷なルートですが、飛行機と比べると断然安くなるので今回はバスで行くことにしました。色々なルートがあるのですが、クスコ→コパカバーナ→ラパス→ウユニのルートで向かいます。一気に行くことも可能なのですが、流石に体力的にも厳しそうなのでコパカバーナで一泊することにしました。
バスターミナルの2階にある窓口でチェックイン。クスコからコパカバーナまでは読み方のわからない HUAYRURO というバスで向かいます。13時間というかなりの長距離バスですが3000円くらいでした。といっても、もっと安いバスもたくさんあってこちらは観光客向けのバスになります。ただ、ネットで検索してみるとボリビアあたりのバスでは盗難が多いらしく、安全に行くためにこのバスを選びました。ちなみにバスのチケットはネットで買うことができます。
チケットはメールで送られてきた物を印刷して持っていけばOKでした。
バスは2階建で十分綺麗な感じ。
一階部分は3列シートが4列くらいしかなく、シートも十分広くて綺麗な感じでした。
天井にはUSB充電のポートがあります。
バックパックは預けたのですが、貴重品やパソコンは自分で管理しないと不安なので持ち込みます。鍵やワイヤーを使ってがっちり固定します。
バスが出発したあとにはあったかいドリンクのサービスもあり。結局このバスでも10時間くらいぐっすりでした。次の日の朝10時くらいにトイレと両替所に寄ったあとにペルーとボリビアの国境に到着しました。ちなみに、一気にラパス まで行く場合はここら辺で少しだけボリビアーノを用意した方が良いと思います。
ペルーを出国して歩いてボリビアに向かいます。
ボリビアの入国も無事に終わり、バスに乗り込みコパカバーナに向かいます。国境からコパカバーナまでは20分もかからないくらいですぐに到着します。
バス停から滞在先までは少し離れていたので歩いて向かいます。通常なら歩いて10分くらいの距離でしたが、高度3800mにやられて少し高山病の症状が出ていて頭痛と息切れがひどく30分くらいかけてゆっくり坂を登っていきます。
Hostal Flor de Mi Tierra
こちらが本日の滞在先。1700円くらいでツインルームだったので十分だと思います。
少し小高い丘にあり、屋上からの景色がかなり綺麗でチチカカ湖が一望できました。高度3800mの場所で水平線が見えるというのも不思議な感覚でした。といっても高山病の症状もあるのでこのあとすぐ部屋でぐったり。高山病は水分補給が大切と聞いたので、ひたすら水分をとります。
今回の旅行から導入したコイルヒーターが大活躍でした。コイルヒーターは水につけてコンセントに挿すだけでお湯を沸かすことができる機器で、安宿だとキッチンもなかったりすることが多いので重宝します。
夕方になりだいぶ症状も落ち着いてきたので、せっかくなので名物のマス料理をホテルのレストランで食べました。
ボリビアのご飯はまずいという話をよく目にしますが、とりあえずガーリック味にしとけば間違いないと思います。湖の近くと言うこともあり、新鮮な感じで美味しかったです。
長時間のバス移動でクタクタだったのでこの日はすぐに就寝。明日も引き続きバスで移動し続けるので備えます。
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