セブシティでの生活

最初の週のマクタン島での滞在を終えて、セブシティに移動しました。6年前にセブに8ヶ月ほど住んでいた際はセブシティの中でも西側になるキャピトルサイト周辺に住んでいたので、今回もそのあたりに滞在することにしました。

以前はマンゴーストリートがセブ最大の歓楽街だったこともあり、その周辺にホテルや観光客向けのレストランなどの施設がたくさんあったため外国人も生活しやすい環境だったこともあり、キャピトルサイト周辺に大量の語学学校があったのですがコロナの影響でほぼ消えてしまったようで、正直フィリピン人以外の姿はあまり見ませんでした。基本的に夜は出歩かないのですが一度だけマンゴーストリートの近くを通ったところ、昔と比べるとほぼ壊滅的と言っていい状態でした。

今回の海外滞在中はかなり変則的な生活をしていて、かなり有給が溜まっていたこともあり毎週月曜と金曜の午前中に半休を取り、月曜〜金曜まではセブシティに滞在して、金曜の朝に他の場所に移動して月曜の朝にセブシティに戻ってくるという日程を組んでいました。久しぶりの海外ということで少し張り切って予定を詰め込み過ぎたようです。

セブシティのホテル

Travelbee Fuente Inn

キャピトルサイトの大通りとマンゴーストリートの交わるオスメニアサークル周辺で以前住んでいた場所のすぐ近くのホテルに最初に滞在しました。一泊2250円と安いのは良いのですが使い古したリネン類、埃っぽい室内、湧いて出る蟻、シャワーを出すとチカチカ点滅する電気と正直潔癖な人には厳しそうなレベルでした。

wifiはフィリピンにしてはめちゃくちゃ良い感じだったんですが、たまに数分繋がらなくなったりと微妙に不便でした。ただ、立地的にはすぐ近くに大きなモールが2つもありちょっとした買い物やレストランには困りませんでした。

朝食も無料でついていたのですが、正直日本人の口には合わないレベル。滞在中2回しか食べませんでした。

Escario Central Hotel

こちらのホテルは6年前の時点で存在していたと思うのですが、かなり綺麗な部屋のホテルでした。値段は1泊2800円くらい。このホテル自体が小さなモールの中にあり、通りに他にもいくつかモールがあるのでかなり便利な場所だと思います。

ただ今回のフィリピン滞在の中でも最低のwifi環境でかなり不便でした。スマホの電波も悪いので窓際にスマホを置いてなんとかテザリングで仕事を乗り切りました。

Red Planet Hotel

セブの中心地と言って良いアヤラモールの真横にあるホテル。1泊3700円と少し他のホテルよりは高めになるのですが、このレベルでやっと日本人が普通だと思うレベルだと思います。アヤラモールに行けばレストランでもなんでもあるのでめちゃくちゃ便利でした。

1日だけ繋がらない日がありましたがwifiもかなりサクサクで良い感じでした。

セブでの長期滞在

ということでセブシティでは3つのホテルに滞在したのですが、個人的に快適といって良いホテルはRed Planet Hotelくらいでした。ただこのクラスのホテルに長期で滞在しようと思うと1ヶ月で11万円くらいになってくるのでかなり値段的に厳しいです。以前借りていたコンドミニアムが月に4万くらいだったので、1ヶ月くらい滞在するならコンドミニアムとかを借りた方がかなり安く済みそうです。

また、セブで気軽に行けるローカルレストランばかり行っていると

といった感じで肉と米しか摂取できない生活になってしまいます。基本的にこのようなフィリピンのレストランにはサラダというものは存在しません。日本のようにコンビニで気軽にサラダを買って食べるということも無理なので、意識して野菜を摂取する必要があるのですが、またこのセブの野菜というのが高い上に不味い、というどうしようもない状態です。また、レストランで出されるサラダなどは水道水で洗っている可能性もあり、運が悪ければお腹を壊してしまいます。今回の滞在でもばっちりお腹を壊してしまい、汚い話ですがしばらく緑色の便が出るほどでした。流石にやばいかと思って色々調べてみたところ、細菌やウィルス性の症状らしく下痢止めは使わない方が良いとあり、フィリピンではブスコパンという薬がおすすめとあったのでGrabでそちらを注文して買ってきてもらいました。

正直出歩けるような状態じゃなかったのでかなり助かりました。日本でも最近はUberで同じようなサービスがあるようですがこういうのは東南アジアの方がかなり進んでいた気がします。6年前はフィリピンでもUberがあったのですが、Grabの方がサービスの展開が早くて結局UberはGrabに事業を売却して東南アジアから撤退してしまったようです。

話が逸れてしまいましたが、あまりローカルなレストランばかり行っていると体調を崩す原因になるし、かといってちゃんとしたレストランは下手すると日本より高くついてしまうので個人的にはキッチン付きのコンドミニアムを借りて自炊というのが一番良い方法だと思います。

最初と同じ画像になりますが、以前住んでいたキャピトルサイトは前は語学学校に来ている人がよく行くような日本食レストランや観光客向けのちゃんとしたレストランやwifiがしっかりしたカフェがたくさんあったり、日本の会社が経営していたiiofficeというコワーキングスペースがあったりして済みやすかったのですが現在はかなりローカル化が進んでしまったようであまり住み心地が良さそうではありませんでした。ITパークはセブの経済特区でここだけ高層ビルが立ち並び正直別の国のような場所です。ここだと正直日本と変わらない生活もできるのですがその分値段も跳ね上がります。セブの東側になるASフォーチュナストリートあたりは大きいモールもあり、日本食のレストランがいくつもあり、日本からの輸入品スーパーもあり、東横INNもありで生活するにはかなり便利そうです。個人的には画像の緑丸あたりのコンドミニアムを借りるのがどこに行くにも近くて良さそう。

海外で長期滞在しているとどうしても日本のものが食べたくなりますが、セブでもCoCo壱が食べれたり

広島風お好み焼きが食べれたり

アヤラモールにいけば広島の人にはお馴染みのばり馬があったりとかなりグローバル化が進んでいるようです。

今回数年ぶりにセブに来て思ったのは、かなり外国の食文化が入ってきているように感じます。以前との違いで特に感じたのが、スーパーやフードコートに行くと必ずタピオカミルクティーの店とたこ焼きの店がありました。

タピオカミルクティーは日本でだけ流行っていたのかと思ったのですが、東南アジアの他の国でも流行っていたようです。現地に住んでいる人の話ではフィリピン人の中でも海外の料理が流行ってきているようで少し裕福な家庭は外食をする際にイタリアンやメキシカン、日本料理などを選ぶことが多くなっているらしいと言っていました。正直なところフィリピンの食事のレベルはまだまだお世辞にも良いとは言えないレベルだったのでもっと進歩して長期滞在ももっと快適になることを願います。